神戸市灘区の産婦人科【亀田マタニティ・レディースクリニック】|当院でのお産・分娩

  • お問い合わせ

当院でのお産

お産について

お産は自然な「いとなみ」ですが自分の思うままにして進むものではありません。
しかし多くの妊婦さんが自然なお産をされていることからあなたもきっと可能です。 日頃からの正しい体づくり・生活習慣(食習慣)そしてお産をイメージした気持ちと心構えが大切です。 乗り越えた達成感と爽快感はきっと子育てへの自信と活力になると思います。
目標は元気な赤ちゃんと元気な私です、さあ一緒にがんばりましょう。

正常な分娩経過

外来で子宮口が1.5cm開いていると言われたら近いです。毎日のウオーキングを欠かさずヨガやビクスにも通います。
夜の11時や午前2時頃から陣痛が始まることが多いです。月経痛の一番強い時くらい。入院準備して実母*1とクリニックに到着すると子宮口は3cmと言われて入院となることが多い。LDRと言う明かりを落とした暗い部屋に通されます。
陣痛はさらに強くなり「ちょっと自分でも信じられないくらい痛い」。ドンドン陣痛は強くなるし不安で心配でいっぱいだと思います。すぐに助産師さんが来て、それからはずっとその助産師さんが付き添ってくれます(夜間は2名の助産師が当直しています)、もちろん実母も一緒です。助産師が陣痛について説明します、30~40秒間は痛いけど次の陣痛までの5~6分間は何ともない。腰をさすって姿勢を色々と変えるように説明し、痛みが強くなる度に姿勢を変えていくことも多い*2です、腰の痛みの感じも部位も変化してきます。妊婦さんから質問の声が聞かれなくなりお産に集中している様になります。赤ちゃんは元気だから心配ないとゆっくり何度も説明があります。

入院して5~6時間経った頃に子宮口が全部開きます。痛みもさらにきつくなってきますが、妊婦さんは逆に落ち着いています。後で尋ねると赤ちゃんが降りてきた実感があり、初めてのことだけど産まれるかなと思ったとのこと。40分ほどして助産師からお産が近いと報告あり。横向きのまま*2、もう一人の助産師が足を開いて赤ちゃんが産まれてきました。赤ちゃんは元気に泣いています。実母は「よかったね、えらかった」と労っている。

後産(胎盤娩出)もスムースで、会陰と腟が少し切れて医師の縫合が必要であったが10分弱で終了しました。LDRで2時間赤ちゃんと早期母子接触をして過ごし、歩いて自分の部屋に戻りました。

  • *1 実母やご主人と来られることが多い。
  • *2 陣痛が来てから楽な姿勢にまたはお産が進む様に、姿勢に変えてゆくことをフリースタイル分娩と言います。
お産が停滞するとき

お産の進行は個人差がとても大きいです。以下は助産師が行ったりアドバイスします。

  • エネルギーが必要です。口当たりの良い物を家人に買ってきてもらい一口で良いから食べたり飲んだりします。
    冷やした果物、アイスやシャーベット、小さなおにぎり、ウイダーinゼリー、ウーロン茶など
  • 体を動かす
    腰を回す、腰を振る、スクワット、足踏み、階段昇降、ウオーキングなど
  • 四つ這い姿勢:背中が前に回り正しい向きとなります
    一般に胎児は一定の向きと方向で、90度回転しながら産道の中を降りて分娩が進むので、胎児の向きは重要です
  • リラックスする:体を硬くせず痛みに身を任せます
    体を温める(足浴、シャワー、入浴(破水してないとき)、お灸・アロマ・呼吸法(ゆっくりと深呼吸します)
安産のコツ
  • 妊娠35週からは体を動かすことです
    毎日40分間のウオーキング・エクササイズ(ヨガ・ビクス)・スクワット
  • 妊娠期間を通して:規則的な生活習慣・バランス良い食生活(朝・昼・夜)
    朝食は朝8時までにしっかりと食べ、夕食は夜8時までに軽めですます。(過度に体重が増えないコツは朝食です)

吸引分娩

分娩の最後の段階は最も狭い産道を最も強い陣痛で児頭が抜けようとします。
しかし上手くいかない場合は児頭に柔らかい吸引カップを装着して陰圧で牽引することで娩出させることがあります。
医学的に一定の条件を満たして行いますからご安心ください。

帝王切開

方法を尽くしても分娩が進行しない場合、胎児の心音が良くない場合、また骨盤位や子宮筋腫手術後で帝王切開が必要と言われている場合などに実施されます。自然な経過では約3%に帝王切開が必要になります。 また一度帝王切開を行うと切開部分が弱いために次回からは帝王切開分娩となります。 脊椎麻酔は下半身が麻痺していますが意識はなくならず、いつもと同じように会話もでき、胎児への影響もありません。
腹部の切開は、後に傷の目立たない横切開で行われることがほとんどです。 やはり一定の医学的条件を満たした場合に実施しています、ご安心ください。 所要時間は約40分間で、入院期間は7日間です。

立ち会い分娩

新しい命が生まれる出産に立ち会うことは、感動の瞬間です。分娩というゴールの喜びを家族と分かち合うことで、その絆はいっそう深まってゆくでしょう。初めての出産では12時間以上を要する場合もめずらしくはありません。ご家族が一緒にいることで水分や栄養補給、体位変換や移動など細かい配慮がなされ、妊婦様にとっては非常に心強いことでしょう。
二人目や三人目の出産では、子ども達の応援もお母さんの出産の活力になることもあります。
ケースバイケースですが、子ども達が希望するのであれば大丈夫かと思います。 妊娠37週頃の助産師外来でご相談ください。

しかし、時には助産師と二人で乗り切る方が良いケースもあります。
分娩というある種ストイックな状態は、特に初めての出産では、夫や実母であっても自分とは違う他人という点で、 自分自身と向き合う障害になることもあるからです。 分からない場合は助産師にお尋ねください。

早期母子接触

生まれたばかりの赤ちゃんを、お母さんの胸で抱っこして肌と肌で触れ合うことです。
生まれてすぐに激しく泣いた赤ちゃんも、お母さんの温もり、におい、声、心臓の音を聞くと安心して呼吸や心拍が落ち着き、しばらくするとおっぱいを探し始めます。お母さんも母乳育児に必要なホルモンが分泌されやすくなります。
また免疫学的にもお母さんの肌の常在菌が赤ちゃんに移行することにより、赤ちゃんを細菌から守ることが出来ると考えられています。
生まれたての赤ちゃんは、ごくまれに呼吸が不安定になることがあるため、赤ちゃんに酸素モニターを装着し、注意深く見守ります。お産の疲れが大きい、出血が多い、赤ちゃんの状態がすぐれない場合などは、ケアを中止いただくことがあります。

助産師とお産の関わり


お産は一つとして同じ経過はなく、お産にかける妊婦様の思いも人それぞれです。助産師がお産をコントロールすることはできません。 しかしお産の経過が順調かどうか、妊婦様とともにお産を導いてゆくことは可能です。 お産の時に不安になる妊婦さんの思いを受け止めながら、励ましリラックスしてもらう裏方です。 妊娠・出産・産後そして母乳育児も含めて、助産師にご相談下さい。

© 亀田マタニティ・レディースクリニック

ページ
TOPへ