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お産の豆知識

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妊娠検査薬陽性(いつ検査する?)

妊娠検査薬は、妊娠すると分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)を尿で測定します。一般的な妊娠検査薬は尿中のhCGホルモン値が50IU/mL以上の場合に陽性反応が出ます。検査に適した時期は月経開始予定日から1週間以降です。

「早期妊娠検査薬」もあり、hCGホルモン値が25IU/mL以上で陽性反応が出ます。ただし、通常の妊娠検査薬ほどの確実性は期待できません。うっすら陽性程度であれば、数日経ってから検査すると陰性になり、通常の月経となることもあります。経腟超音波検査で胎嚢が見えるのは、妊娠4~5週頃からになります。

 

化学的流産・・・妊娠検査薬陽性(生化学的に妊娠成立)となったのに、超音波検査で胎嚢等の妊娠に特有な所見が確認されず、しかも腹痛等の流産兆候を伴うことなく月経様の出血があった場合。体外受精で移植後2週間以内にhCG測定した場合に診断されることが多いです。要するに、妊娠反応陽性になったけど普通に月経になってしまうことです。ごく早期(着床期)の流産と考えられます。次の妊娠までの期間もあける必要はありません。ただし産婦人科医は化学的流産ではなく、「もしかしたら子宮外妊娠で胎嚢が見えないだけかもしれない」「妊娠のとても早期で数日後には胎嚢が見えてくるかもしれない」等考えながら診察していきます。

院長 橋本

院長 橋本

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