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お産の豆知識

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妊娠中の運動

「妊娠中に運動してもいいでしょうか?」と妊婦健診の時によく聞かれます。規則的な健康な生活をおくることが妊娠中は大切ですから、後で書くダメな人以外は是非運動をして下さい。それが妊娠の最後の安産につながると思います。

日本の「産婦人科診療ガイドライン」では、適度な有酸素運動(スポーツ)には「早産や低出生体重児などの母児罹患を増加させることなく、健康維持・増進に寄与することが期待できる」「妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、帝王切開分娩等を減少させる可能性があるが、十分なエビデンスは得られていない」となっています。米国・英国ガイドラインでは1日30分以上の運動を毎日することが推奨されています。

要するに、「元気な人は1日30分以上の運動をしたらいいですよ」ということです。

 

どんな運動がいい?

有酸素運動がいいです。転倒や落下・接触の可能性があるスポーツや、仰臥位あるいは動かずに長時間立つスポーツはよくないです。ガイドラインでは

・好ましいスポーツ・・・ウォーキング・水泳・ヨガ・エアロビクス・固定自転車・ピラティス・ラケットスポーツ

・好ましくないスポーツ・・・サッカー・バスケットボール・ボクシング・スキー・スケート・乗馬・激しいラケットスポーツ等

が挙げられています。

有酸素運動の目安として、「運動中に負担を感じることなく会話をすることが出来る」状態であれば適度な運動だと思います。心拍数で言えば130~150回/分になると思います。

 

運動したらダメな人

まずは医師に妊婦健診の際に運動していいかどうか尋ねてください。

切迫流産・切迫早産・妊娠高血圧症候群・前置胎盤・低置胎盤・性器出血のある人・重篤な心疾患・呼吸器疾患・頸管無力症などの人は運動したら悪化の可能性があるため気をつける必要があります。また、運動中に子宮収縮を強く感じたり出血をしたり、息苦しくなったり何か変化があったら直ちに運動をやめて、よくならなければ医師に連絡する必要があります。

 

妊娠初期はつわりでしんどく、妊娠中期から後期にかけては身体は浮腫みやすくなり、お腹も大きくなって腰痛や食欲不振等様々なトラブルが出てきます。そこで頑張って運動して規則正しい生活をしていると「元気な妊娠生活」を過ごせると思います。好きな運動をしてみましょう。

副院長 橋本

副院長 橋本

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